くうそうてき‐しゃかいしゅぎ【空想的社会主義】
《(ドイツ)utopischer Sozialismus》オーエン・サン=シモン・フーリエらの社会主義に、エンゲルスが与えた名称。科学的社会主義としてのマルクス主義に対するもので、資本主義のはら...
グーテンベルク‐ふれんぞくめん【グーテンベルク不連続面】
地球のマントルと外核との境界面。深さは平均2900キロメートル。1926年、米国の地震学者ベノー=グーテンベルクが地震波のうちP波の速度が遅くなり、S波が伝わらない帯状の領域があることから発見。...
きり‐ふ【切斑/切生】
鷲(わし)の尾羽で、白と黒のまだらがあるもの。矢羽根に用いる。まだらの大小や濃度によって大切斑・小切斑・薄切斑などがある。
くし‐がた【櫛形】
1 櫛のように、下部が水平で上部にゆるやかな丸みをもった山形。また、そのもの。 2 茶室などの壁に設ける、山形の出入り口。 3 木材にらせん状の溝を切り込むのに用いる鉋(かんな)の一種。刃が櫛の...
く‐じゅう【苦渋】
[名・形動] 1 にがくてしぶいこと。 2 苦しみ悩むこと。また、そのさま。「—を味わう」「—の色を浮かべる」「彼は—な表情のままじっと煙草を吸っていたが」〈横光・上海〉
クシナガラ‐じょう【クシナガラ城】
《(梵)Kuśinagara》古代インドのマラ国の首都クシナガラ付近にあった城。現在はウッタルプラデシュ州東端のカシア付近にあたる。城外で釈迦(しゃか)が入滅した聖地として知られる。クシナ城。 ...
ぐそく‐に【具足煮】
エビやカニを殻つきのまま大まかに切り、さっと煮つけたもの。殻を鎧(よろい)に見立てていう。
く‐じ【九字】
1 9個の文字。 2 修験者などが、災害を払う護身のまじないとして唱えた9文字の文句。「臨兵(りんぴょう)闘者皆陣列在前」と呪(じゅ)を唱え、指で空中に縦4本、横5本の線をかく。中国の道家で行わ...
くち‐き【朽(ち)木】
1 朽ちた木。腐った木。 2 不遇のままむなしく一生を終える人の境遇のたとえ。
くち‐うつし【口写し】
他の人の口調や話の内容をそのままに言うこと。「彼の言葉は評論家の—だ」