とば‐え【鳥羽絵】
《戯画に長じたと伝える平安後期の僧、鳥羽僧正覚猷(かくゆう)にちなんでいう》江戸時代、日常生活を軽妙なタッチで描いた墨書きの戯画。今日の漫画にあたり、大坂の松屋耳鳥斎らの手によって盛んになった...
トベルスカヤ‐どおり【トベルスカヤ通り】
《Tverskaya ulitsa/Тверская улица》ロシア連邦の首都モスクワの大通りの一つ。市街中心部、クレムリンの北側のマネージ広場から北西方向に延びる。旧ソ連時代はゴーリキー通...
とめ‐おき【留(め)置き】
1 その状態にそのままとめておくこと。「原級—」 2 取り調べなどのために人を帰さずにとめておくこと。「一晩—をくう」 3 「留め置き郵便」の略。
とめ‐お・く【留(め)置く】
[動カ五(四)] 1 他にやらないでそのまま置いておく。「辞表を部長のもとに—・く」 2 人を他所に行かせないでその場にとめておく。「妻子を郷里に—・く」「泥酔者を留置場に—・く」 3 忘れない...
とめ・く【尋め来】
[動カ変]たずね求めて来る。たずねて来る。「花散れる水のまにまに—・くれば山には春もなくなりにけり」〈古今・春下〉
と‐も
[連語]《格助詞「と」+係助詞「も」》 1 「と」を強める言い方。「このままですむ—思えない」「たぎつ瀬の中にも淀はありてふとなど我が恋の淵瀬—なき」〈古今・恋一〉 2 (同じ語の間で用いて)語...
ともえ‐がわら【巴瓦】
軒丸瓦(のきまるがわら)のこと。多く先端に巴紋をつけたのでいい、巴1にちなんで火防のまじないとした。
ともし【灯】
1 ともしび。とうか。とぼし。「—は、その炎のまわりに無数の輪をかけながら」〈芥川・偸盗〉 2 (「照射」とも書く)夏の夜、山中の木陰にたいまつなどをもやし、近寄る鹿を射殺す方法。また、その火。...
トラックパッド【trackpad】
コンピューターの入力装置、ポインティングデバイスの一。静電式、または感圧式の平板状のセンサー表面を指でなぞることにより、ディスプレー上のマウスポインターを動かす。ノートパソコンに広く採用されてい...
とらでん【団乱旋】
雅楽。唐楽。壱越(いちこつ)調で新楽の大曲。唐の則天武后作とも、大戸真縄(おおとのまなわ)作ともいう。四人または六人で舞ったが、現在は楽・舞とも廃絶。后帝(こうだい)団乱旋。団蘭伝。とらんでん。