一切(いっさい)衆生(しゅじょう)悉有仏性(しつうぶっしょう)
生きとし生けるものはすべて生まれながらにして仏となりうる素質をもつということ。涅槃経に説く。一切皆成。
いで‐むか・う【出で向かふ】
[動ハ四] 1 出て、ある方向に向かう。「東男(あづまをのこ)は—・ひ顧みせずて」〈万・四三三一〉 2 出て行って会う。また、出迎える。「ものよりおはすれば、まづ—・ひて」〈源・若紫〉
いっぷん‐の‐いえ【一分の家】
《Dům U Minuty》チェコ共和国の首都プラハの中心部、旧市街広場にある建物。旧市庁舎に隣接する。15世紀にゴシック式で建造。16世紀に改築され、同国におけるルネサンス式集合住宅の典型的な...
イフレン【Ifrane】
モロッコ北部の町。モワヤンアトラス山脈の中腹、標高1650メートルに位置する。フランス植民地時代に建設された保養地で、切妻屋根のヨーロッパ風の家並みがある。独立後、国王や政府高官の別荘地となった...
いちだい‐きぞく【一代貴族】
英国で、一代限りで爵位を授けられた貴族。上院議員となる。首相や閣僚経験者などが引退後に授爵することが多い。爵位はすべて男爵で、世襲はできない。
いろ‐おんな【色女】
1 顔だちのよい女。色気のある女。美女。 2 情婦。愛人。いろ。「ちかごろ変なところに—をこしらえやがってね」〈宇野浩二・苦の世界〉 3 遊女。「かかへの—に、やさしうあたる家賀(かか)はすくな...
いり‐た・つ【入り立つ】
[動タ四] 1 中にはいる。はいり込む。立ち入る。「京に—・ちてうれし」〈土佐〉 2 親しく出入りする。親密になる。「山の井の大納言は—・たぬ御兄(おんせうと)にても、いとよくおはすかし」〈枕・...
いや
[感] 1 驚いたり感嘆したりしたときに発する語。やあ。「—、これはすごいね」 2 人に呼びかけるときや言い始めるときに発する語。「—申し、ちと申し上げたい事がござる」〈虎寛狂・附子〉
いち‐み【一味】
[名](スル) 1 同じ目的をもって寄り集まった仲間。同志。また、そのような仲間に加わること。現代では、主に悪事を企てる場合に用いる。「—に加わる」「陰謀に—する」「盗賊—」 2 一つの味。また...
徒(いたずら)にな・る
1 役に立たなくなる。むだになる。「いかにしてか—・り給ふまじきわざはすべからむ」〈源・少女〉 2 死ぬ。はかなくなる。「この君の世に惜しまれて—・り給へば」〈宇津保・国譲中〉