けいちょう‐けんおうしせつ【慶長遣欧使節】
慶長18年(1613)仙台藩主伊達政宗が家臣の支倉常長(はせくらつねなが)をローマ教皇庁に派遣した使節。日本を出発し、メキシコを経てイスパニアに至り国王フェリペ3世に謁見、さらにローマに至り教皇...
け‐ご【家子】
妻子・召使いなど、その家の者。いえのこ。「これを給ひて—に給はせむ」〈竹取〉
クレシダ【Cressida】
天王星の第9衛星。1986年にボイジャー2号の接近によって発見された。名の由来はシェークスピアの「トロイラスとクレシダ」の登場人物。天王星に4番目に近い軌道を公転する。非球形で平均直径は約80キ...
君父(くんぷ)の讐(あだ)は倶(とも)に天(てん)を戴(いただ)かず
《「礼記」曲礼上から》君父(主君と父親)の敵とは、一緒に同じ空の下に生きることはせず、あくまでも報復する。
くら‐がり【暗がり/闇がり】
1 暗いこと。また、暗い場所。くらやみ。「—に潜む」 2 人目につかないところ。内証のこと。「—の商ひはせうものでござらぬ」〈浄・薩摩歌〉 3 道理に暗く、愚かなこと。暗愚。「合点であらうと思ひ...
くぎ‐ぬき【釘貫】
1 柱やくいを立て並べて、横に貫(ぬき)を渡しただけの柵(さく)。「そこはかとなくて、—といふものをぞ、片面(かたおもて)にしわたしたりける」〈狭衣・三〉 2 「釘貫門」に同じ。「さてはと人の透...
くさ【種】
[名] 1 物事が生じるもとになるもの。たね。材料。原因。多く「ぐさ」と濁り、複合語として用いる。「語り—」「質—」 2 たぐい。種類。「唐土(もろこし)、高麗(こま)と尽くしたる舞ども、—多...
くそ
[代]二人称の人代名詞。軽い親しみの気持ちを込めて用いる。あなた。きみ。「—も人も、この殿おはせむ限りは、え安くすまじかめり」〈落窪・四〉
くつ‐かぶり【沓冠】
1 和歌の折句の一種。意味のある10文字の語句を各句の初めと終わりに1字ずつ詠み込んだもの。栄花物語に、「合(あ)はせ薫物(たきもの)すこし」を詠み込んだ「あふさかも、はてはゆききの、せきもゐず...
サウス‐ベンド【South Bend】
米国インディアナ州北部の都市。名称はセントジョーゼフ川の湾曲部に位置することにちなむ。毛皮交易、荷馬車の生産で発展し、20世紀を通じて、各種工業が盛んだった。カトリック系のノートルダム大学、セン...