はな‐ごろも【花衣】
1 桜襲(さくらがさね)の衣。表は白、裏は紫または二藍(ふたあい)のもの。 2 花見に着る晴れ着。花見の衣装。《季 春》 3 華やかな衣。「いろめく—、げにおもしろき有様なり」〈仮・恨の介・上〉
はなごろもぬぐやまつわる【花衣ぬぐやまつわる…】
田辺聖子による杉田久女の評伝。昭和62年(1987)刊。副題「わが愛の杉田久女」。題名は久女の句「花衣ぬぐやまつはる紐(ひも)いろいろ」より。
はな‐ごんどう【花巨頭】
マイルカ科の哺乳類。体長約4メートル。頭部は丸く、吻(ふん)はない。名称は、けんかや衝突などの際につく傷が体表面に白く残るのを花模様に見立てたもの。松葉ごんどう。