はな・ふ【嚔ふ】
[動ハ上二]「嚔(はな)ひる」に同じ。「眉根掻き—・ひ紐解け待てりやもいつかも見むと恋ひ来し我を」〈万・二八〇八〉
ハナフィー‐は【ハナフィー派】
《(アラビア)Ḥanafī》アブー=ハニーファを祖とするイスラム四法学派の一。オスマン朝の保護を受けて、最も有力な学派であった。法解釈に、類推(キヤース)を多用するのが特徴。
はな‐ふき【鼻拭き】
鼻をかむのに使う小さい布。
はな‐ふだ【花札】
花合わせ1に用いるカルタ。1〜12月にそれぞれ松・梅・桜・藤・菖蒲(あやめ)・牡丹(ぼたん)・萩(はぎ)・薄(すすき)・菊・紅葉・柳(雨)・桐の12の草木を当てて描き、おのおの4枚ずつに点数・価...
はな‐ふぶき【花吹雪】
桜の花が吹雪のように乱れ散ること。《季 春》「—傘(かさ)を斜に通りけり/犀星」
はなふり‐ぎん【花降り銀】
1 江戸時代、灰吹き銀をさらに精錬して得た純度の高い銀。表面に花が開いたような紋様がある。花降り。 2 江戸時代、加賀藩で鋳造された銀貨。「花降」と刻印されていた。