はなさき‐ふんべつ【鼻先分別】
目先のことにとらわれた浅薄な考え。鼻先思案。
はなさくおとめたちのきんぴらごぼう【花咲く乙女たちのキンピラゴボウ】
橋本治による少女漫画評論。昭和54年(1979)、前後編で刊行。萩尾望都・山岸凉子・大島弓子といった漫画家の作品を社会学的観点も交えて論じたもの。
はなさくみなと【花咲く港】
菊田一夫の戯曲。二人の気弱なペテン師が巻き起こす騒動をユーモラスに描く。昭和18年(1943)古川緑波一座の初演。また同年、木下恵介監督により映画化もされた。松竹の配給で、木下の初監督作品。出演...
はな‐サフラン【花サフラン】
クロッカスの別名。
はな‐ざかり【花盛り】
1 ㋐花が咲きそろっていること。また、その季節。 ㋑特に、桜の花の盛り。《季 春》「観音で雨に逢ひけり—/子規」 2 女性の最も美しい年ごろ。「二十歳の—だから」〈魯庵・社会百面相〉 3 物事が...
はな‐ざくら【花桜】
1 襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は青または紅。 2 桜の花。桜花。「うつせみの世にも似たるか—咲くと見し間にかつ散りにけり」〈古今・春下〉
はな‐ざま【花狭間】
障子・欄間などの組子(くみこ)に花模様の透かし彫りを施したもの。
はな‐ざら【花皿】
「花籠(けこ)」に同じ。
はなし【放し】
1 放すこと。多く、複合語の形で用いる。「手—」「野—」 2 動詞の連用形に付いて、その動作をしたままで放置する意を表す。前に促音が挿入されて「ぱなし」の形をとることが多い。「開け—」「置きっ—...
はなし【話】
1 言葉を交わすこと。会話。談話。また、声を出して言うこと。「—が尽きない」「こそこそ—」 2 筋をたてて述べること。また、その内容。「—のうまい人」「ためになる—」 3 話題。「—は変わります...