は‐はき【箒/帚】
《「羽掃き」の意で、古く鳥の羽毛を用いたところからという》ほうき。「庭はくとて、—を持ちて」〈かげろふ・下〉
ははき‐ぎ【箒木/帚木】
1 ホウキギの別名。《季 夏》 2 信濃(長野県)の園原(そのはら)にあって、遠くからはあるように見え、近づくと消えてしまうという、ほうきに似た伝説上の木。転じて、情があるように見えて実のな...
ははき‐ぐさ【箒草】
ホウキギの別名。《季 夏》「いつの間に壁にかかりし—/虚子」
はは‐きさき【母后】
母である皇后。ぼこう。ははきさい。「—世になくかしづき聞こえ給ふ」〈源・桐壺〉
ははき‐ぼし【箒星】
「ほうきぼし」に同じ。「長き星南の方に見ゆ。時の人—といふ」〈舒明紀〉
ははき‐もち【箒持ち】
古代、葬送のとき、墓所を掃き清めるためのほうきを持つ者。
はは‐ぎみ【母君】
母を敬っていう語。⇔父君。
はは‐くそ【黒子】
ほくろ。ははくろ。〈和名抄〉
はは‐くり【貝母】
アミガサユリの別名。ばいも。
はは‐くろ【黒子】
「ははくそ」に同じ。「七つ星の—のかく候ひて」〈愚管抄・四〉