はは
《「はば」とも》大蛇。「古語に大蛇、之を—といふ」〈古語拾遺〉
はば【幅/巾】
1 物の横の端から端までの距離。また、長方形の短いほうの辺の長さ。差し渡し。「—の広い肩」「机の—」「道路の—」 2 声・価格などの高低の隔たり。「—のある声」「値上げの—」 3 制約の中で自由...
は‐ば【端場】
義太夫節で、一場の筋の発端となる部分。一段を口(くち)・中(なか)・切(きり)に分けたとき、口と中の部分。→切場(きりば)
はばかり【憚り】
[名] 1 はばかること。遠慮すべきこと。「大先輩に対して何の—もない」 2 差し支えること。差し障り。「実名を出すのは—がある」 3 《人目をはばかる所の意から》便所。 [形動][文][ナ...
はばかり‐さま【憚り様】
[形動][文][ナリ] 1 人の世話になったときや少々のことを頼むときなどに言うあいさつの語。ご苦労様。「わざわざお越しいただき、—でございます」 2 軽い皮肉や反発の気持ちを込めて答える語。お...
はばかり‐ながら【憚り乍ら】
[副] 1 遠慮すべきことかもしれないが。恐れながら。「—ご注意申し上げます」 2 自分を誇示・主張するようであるが。不肖ながら。「—私はこれでも専門家です」
はばか・る【憚る】
[動ラ五(四)] 1 差し障りをおぼえてためらう。気がねする。遠慮する。「世間体を—・る」「他聞を—・る」「だれにも—・らず自由に生きる」 2 幅をきかす。増長する。いばる。「憎まれっ子世に—・...
幅(はば)が利(き)・く
勢力や発言力がある。はぶりがよい。「町内で—・く人」
はばき【鎺】
「鎺金(はばきがね)」に同じ。 [補説]「鎺」は国字。
はばき【脛巾/行纏】
旅行や作業などの際、すねに巻きつけてひもで結び、動きやすくしたもの。古くは藁(わら)や布で作った。後世の脚絆(きゃはん)にあたる。脛巾裳(はばきも)。