はん‐れい【凡例】
書物の巻頭にあって、その編述の方針や使用法などを述べたもの。例言。
はん‐れい【判例】
裁判の先例のこと。裁判所が特定の訴訟事件に対して下した判断。同種の事件を裁判するさいの先例となるもの。判決例。
はん‐れい【叛戻/反戻】
そむきはなれること。道理にそむくこと。
はん‐れい【範例】
模範とすべき例。手本。
はん‐れい【反例】
その定義や命題に当てはまらないことを示す例。「仮説に対する—」
はんれい‐がん【斑糲岩】
深成岩の一。完晶質で粗粒の黒っぽい岩石。斜長石・輝石・橄欖石(かんらんせき)からなり、角閃石(かくせんせき)を含むものもある。
はんれい‐しじょうしゅぎ【判例至上主義】
判例を至上のものと考え、判例に忠実に判断すること。特に、制定法主義を採用しているにもかかわらず、法的判断を行う際に判例を過度に尊重すること。→判例法主義 [補説]同種の訴訟に対して裁判官によって...
はんれい‐ほう【判例法】
法源として認められる判例の形で存在する法。日本では英米と異なり、体系的なものとしての判例法は存在しない。
はんれいほう‐しゅぎ【判例法主義】
判例を最も重要な法源とする考え方。裁判官は紛争の解決に際して過去の同種の裁判の先例に拘束される。英米法の基本的な概念の一。→制定法主義 →コモンロー →判例法
はんれい‐ほうり【判例法理】
裁判所が示した判断の蓄積によって形成された考え方。