はい‐い【配意】
[名](スル)心をくばること。心くばり。配慮。「他人の気持ちに十分—する」
はい‐い【廃位】
[名](スル)強要して君主をその位から去らせること。「奸臣に—させられる」
はいい‐かごうぶつ【配位化合物】
一つの原子あるいはイオンに、他のイオンあるいは分子が配位結合によって結合している化合物。錯化合物(さくかごうぶつ)とほぼ同義。
はいい‐けつごう【配位結合】
錯体中の中心原子に対し、配位子がそれを取り巻いている形式の結合。中心原子との間に、配位子のもつ電子対が提供されることによって生ずる。供与結合。提供結合。半極性結合。
はいい‐こうぶんし【配位高分子】
多座配位子の高分子と金属イオンからなる錯体が、連続的に連なった構造をもつもの。一般に水に不溶の固体で、耐熱性や耐水性があり、特徴的な導電性や磁気的性質をもつものが多い。特殊な触媒や多孔質物質とし...
はいい‐し【配位子】
錯体あるいは錯化合物の中で、中心原子に結合しているイオンあるいは分子など。リガンド。
はい‐いし【灰石】
火砕流の堆積物に由来する、一部が再び溶けたような組織をもつ火山砕屑岩(さいせつがん)。暗灰色をし、阿蘇山や鹿児島湾付近にみられる。
はいい‐すう【配位数】
錯体などで、中心原子に配位結合をすることのできる配位子の数。6、4、2などになるものが多い。
はい‐いり【這ひ入り】
1 這って中にはいること。「ともし火の消えて、—に暗ければ」〈かげろふ・下〉 2 門の入り口。はいり口。「妹が家の—に立てる青柳に今やなくらむ鶯の声」〈後撰・春上〉
はい‐い・る【這ひ入る】
[動ラ四]這って中へはいる。「村雨のまぎれにて、え知り給はぬに、かろらかにふと—・り給ひて」〈源・賢木〉