ばい‐じょう【陪乗】
[名](スル)身分の高い人の供をして同じ車に乗ること。「白髪の老侍従を—せしめ」〈木下尚江・良人の自白〉
ばい‐じり【貝尻/螺尻】
魚釣りなどの際にかぶる竹の皮で作った笠(かさ)。貝(ばい)の殻を逆さにしたように上部がすぼまっている。ばいじりがさ。
ばい‐じん【煤塵】
工場の煙突の煙や、鉱山・石切り場などの塵(ちり)の中に含まれている微粒子。
バイス【vice】
職名・官名などに付けて、「副」「次」「代理」などの意を表す。「—キャプテン(=副キャプテン)」
バイス【vise】
万力(まんりき)。
ばい‐すう【倍数】
ある整数の何倍かの数。整数aが整数bで割りきれるとき、aはbの倍数であるという。⇔約数。
ばいすう‐せい【倍数性】
ある生物の染色体の基本数に対して、近縁種などが整数倍の染色体数をもつ現象。一組の染色体を体細胞はふつう2倍もつので二倍体を基準とし、これ以上のものにいう。→異数性
ばいすう‐たい【倍数体】
染色体数において倍数性を示す個体。体細胞はふつう二倍体(2n)で、三組もつものを三倍体(3n)などのようによぶ。
ばいすうひれい‐の‐ほうそく【倍数比例の法則】
2種の元素からなる化合物がいくつかあるとき、一方の元素の一定量と化合する他方の元素の量は、簡単な整数比をなすという法則。1803年にドルトンが原子論とともに提唱。
バイス‐グリップ【vise-grip】
《「バイス」は万力の意》「ロッキングプライヤー」に同じ。