うん
［感］ １ 相手の言ったことに同意するときなどに発する声。親しい人に対して用い、「はい」「ええ」よりも丁寧さが低い。「『一緒に帰ろうか』『—いいよ』」 ２ 力を入れて動作をするときに思わず発する...
触(さわ)り三百(さんびゃく)
ちょっと触ったばかりで、銭(ぜに)三百文の損をすること。なまじっか関わり合ったばかりに損害を受けることのたとえ。さわり三百目。
した‐た・る【滴る／瀝る】
［動ラ五（四）］《「下垂る」の意。古くは「しただる」とも》 １ 水などが、しずくになって垂れ落ちる。「血が—・る」 ２ 美しさや鮮やかさがあふれるばかりに満ちている。「水も—・るいい男」「緑—・...
らん【爛】
［音］ラン（呉）（漢） ［訓］ただれる １ ただれる。くさる。やわらかくなってくずれる。「爛熟／糜爛(びらん)・腐爛」 ２ あふれんばかりに光り輝く。あざやか。「爛然・爛漫・爛爛／絢爛(けんらん...
胸(むね)に余(あま)・る
思いが積もりに積もってあふれるばかりになる。また、悩みすぎて心の整理や判断ができなくなる。「云い度き事は—・れば、互に出来るだけ歩(あし)を緩めて」〈小杉天外・魔風恋風〉
もの‐ぢか・し【物近し】
［形ク］まぢかである。そばちかい。「かばかりにても、—・く御声をだに聞きたてまつらむ」〈源・総角〉
み‐やり【見遣り】
遠くを眺めること。また、はるかに見渡される所。見わたし。「—なる山のあなたばかりに」〈かげろふ・中〉
みよ‐かし【見よかし】
［形動］［文］［ナリ］《「かし」は間投助詞。「みよがし」とも》これを見よと言わんばかりに得意になって見せびらかすさま。これ見よがし。「—に横文字の本を持ち歩く」
みなぎ・る【漲る】
［動ラ五（四）］ １ 水が満ちて、あふれるほど勢いが盛んになる。「雪どけ水が川面いっぱいに—・る」 ２ 力や感情などがあふれるばかりにいっぱいになる。「—・る若さ」「意欲が—・る」
もろこし‐ぶね【唐土船】
１ 中国の船。からぶね。「思ほえず袖にみなとのさわぐかな—の寄りしばかりに」〈伊勢・二六〉 ２ 中国へ使いする船。また、中国との貿易船。「—出だし立てらる」〈宇津保・俊蔭〉
