言(い)わんばかり
口にこそ出さないが、ようすや表情からはっきりそれとわかる。言わぬばかり。「誘ってくれと—のそぶり」
いい‐わた・る【言ひ渡る】
[動ラ四] 1 言い続けながら月日を過ごす。「年ごろさばかり忘れがたく、恨み—・り給ひしかど」〈源・若菜下〉 2 しきりに求愛する。言い寄り続ける。「頼みて—・りけるに、猶(なほ)逢ひ難きけしき...
うち‐ぎらい【内嫌い】
家にいることを嫌い、外出ばかりしたがること。また、そのような人。出好き。⇔外嫌い。
うち‐と・る【打(ち)取る】
[動ラ五(四)] 1 (「討ち取る」とも書く)武器を使って相手を殺す。「敵将を—・る」 2 試合などで相手を負かす。「フルセットの末、強豪を—・る」「凡打に—・る」 3 敵国などを攻めて滅ぼす。...
が‐まん【我慢】
[名・形動](スル) 1 耐え忍ぶこと。こらえること。辛抱。「彼の仕打ちには—がならない」「ここが—のしどころだ」「痛みを—する」 2 我意を張ること。また、そのさま。強情。「—な彼は…外(うわ...
か‐か【呵呵】
[副]大声で笑うさま。あっはっは。からから。「—とばかり笑う」
かかし【案山子/鹿驚】
《「かがし」とも》 1 竹やわらで作った人形。蓑(みの)や笠をつけて田畑に立て、人に見せかけて鳥などが作物を荒らすのを防ぐ。もと、鳥獣がその臭気を嫌って近づかぬよう、獣肉や毛髪などを焼いて竹など...
かえり‐な・る【還り為る】
[動ラ四]解任された人が、再び元の官に就く。「関白二条殿良実、この三年ばかりまた—・り給へば」〈増鏡・北野の雪〉
かき‐こ・す【掻き越す】
[動サ四]後ろに垂れている髪を前方へ振りやる。「単衣に袴ばかりを着て、髪—・しなどするに」〈狭衣・一〉
かえり【返り/反り】
[名] 1 ひっくりかえること。 2 返り点。 3 手紙に対する返事。また、返歌。かえし。「御—も聞こえさせねば」〈和泉式部日記〉
[接尾]助数詞。数や数の不定を表す語に付いて、回数を表す。...