つじ【旋毛/辻】
《「つむじ(旋毛)」の音変化》 1 「つむじ」に同じ。「二つばかりの子の、鼻垂れて、頭の—ゆがうで」〈浮・諸艶大鑑・二〉 2 いただき。てっぺん。「—のぬけたる葛笠(つづらがさ)を被(かづ)き」...
つじ‐じどうしゃ【辻自動車】
タクシーの旧称。「—ばかりが…街の角々に徘徊している」〈荷風・つゆのあとさき〉
つけ‐たて【付(け)立て】
1 つけたばかりであること。 2 帳面にしるしをつけること。 3 歌舞伎で、初日前に、上演に必要な衣装・小道具・鳴り物などを帳面(付け帳)に書き上げること。 4 円山派・四条派に多く見られる日本...
つき‐たて【搗き立て/舂き立て】
餅(もち)などの、ついたばかりであること。また、そのもの。
で‐ばな【出花】
番茶・煎茶(せんちゃ)に湯を注いだばかりの香味のよいもの。「鬼も十八、番茶も—」「—を入れ替えて参りました、さあどうぞ」〈左千夫・春の潮〉
てまえ‐がって【手前勝手】
[名・形動]自分の都合のよいようにばかり考えたり行動したりすること。また、そのさま。自分勝手。「そんな—な意見は通らない」
どん‐そう【嫩草】
芽ばえたばかりの若草。
どころか
[副助]《副助詞「どころ」+副助詞「か」から》名詞または名詞に準じる語、活用語の終止形に付く。ある事柄を挙げ、それを否定することによって、あとの内容を強調する。「文章—、自分の名前も書けない」「...
ところで
[接]《接続助詞「ところで」から》 1 いったん言葉を切って、話題を変えるとき用いる。ときに。それはそれとして。「—あなたはどうします」 2 ㋐それで。ゆえに。「其のくじに一くじが出たぞ。—臣下...
と‐ぎょ【蠹魚】
1 昆虫シミの別名。 2 本ばかり読んでいる人。また、本を読んでもその真意を理解できない者をあざけっていう語。書蠧(しょと)。