きそう‐せい【帰巣性】
動物が、一定のすみ場所や巣などから離れても、再びそこに戻ってくる性質または能力。ミツバチ・アリ・ツバメ・伝書バト・サケなどにみられる。ホーミング。帰家性。
き‐ばち【樹蜂】
膜翅(まくし)目キバチ科のハチの総称。体は細長く、腰はくびれていない。雌は長い針状の産卵管をもち、樹皮に産卵する。その後に産卵管が抜けず、1本足で立っているように見えるので独脚蜂ともいう。幼虫は...
きょう‐こう【教皇】
ローマ‐カトリック教会の最高位の聖職。地上におけるキリストの代理、使徒ペテロの後継者であり、全教会に対する首位権をもつ。法王。ローマ教皇。きょうおう。→バチカン
きょうこう‐ちょう【教皇庁】
全世界のローマ‐カトリック教会の行政およびバチカン市国統治の中央機関。教皇と枢機卿によって運営される。法王庁。ローマ聖庁。ローマ教皇庁。
きょうこう‐りょう【教皇領】
ローマ教皇が世俗的支配権をもって統治する領域。中世を通じて変遷を遂げ、ナポレオンによりいったん廃絶、のち復活。1929年、ラテラノ条約によりバチカン市国となる。法王領。
きょく‐ばち【曲撥】
ばちを使った曲芸。また、曲打ちの太鼓や曲弾きの三味線のばちさばき。
きん‐ら【金鑼】
中国、明・清楽で用いる盆形の打楽器。直径約30センチの銅製の盤で、ひもで下げ、ばちで中央をたたいて鳴らす。
クトック【(インドネシア)ketuk】
《「クトッ」とも》ジャワのガムランで用いられる中央部に突起のある壺形ゴング。先端をひもで巻いた桴(ばち)で、主として弱拍にその突起を打つ。クノンより小型。→ゴング →クノン
クノン【(インドネシア)kenong】
ジャワのガムランで用いられる中央部に突起のある壺形ゴング。先端をひもで巻いた桴(ばち)で、強拍に少し遅れて、その突起をたたく。クトックより大型。→ゴング →クトック
くま‐ばち【熊蜂】
1 コシブトハナバチ科のハチ。日本産ハナバチ類では最大。体は黒色で、胸部は黄色の毛で覆われる。枯れ木などに穴を掘って巣を作り、中に花粉や蜜を集めて幼虫のえさにする。本州から九州屋久島まで普通にみ...