バラステ‐の‐たき【バラステの滝】
《Valaste juga》エストニア北東部にある同国最大の滝。フィンランド湾に注ぐバラステ川にかかる。落差約30メートル。古生代に形成された石灰岩の断崖には、化学変化によるさまざまな色の地層が...
バラスト【ballast】
1 船体の安定を保つために船底やタンクに積む、砂・砂利・水・油などの重量物。底荷。脚荷(あしに)。→バラスト水 2 潜水艇・気球の浮沈や昇降を調節するために使用する水・砂・鉛などのおもり。 3 ...
バラスト‐きどう【バラスト軌道】
鉄道の軌道の構造の一つ。路盤の上に道床バラストと呼ばれる砕石を敷き、その上に枕木を並べ、レールを敷設したしたもの。→スラブ軌道
バラスト‐すい【バラスト水】
積み荷の重量と合わせて船体を安定させるために、船底のタンクなどに注入する海水。→バラスト1 [補説]荷物が多くなると排出され、荷物が少なくなると停泊中の港の海水が注入される。環境の異なる海水域か...
バラストすいかんり‐じょうやく【バラスト水管理条約】
船体を安定させるために注入されるバラスト水を介し、生物や病原菌が異なる海域で排出され、生態系などに悪影響を及ぼすことを防ぐことを目的とする国際条約。2004年に国際海事機関(IMO)で採択。20...
バラストすい‐きせいじょうやく【バラスト水規制条約】
⇒バラスト水管理条約
バラストすい‐じょうやく【バラスト水条約】
⇒バラスト水管理条約
バラスト‐タンク【ballast tank】
船舶の喫水、傾斜などを調節するための船内の水槽、または油槽。→バラスト水
ほんびのす‐がい【本美之主貝】
マルスダレガイ科の二枚貝。北アメリカ大西洋海岸の原産で、浅海の砂泥地にすむ。殻長約10センチ。殻表は灰白色で同心円状の肋(ろく)がみられる。食用で、クラムチャウダーの具などにする。 [補説]日本...
マリン‐ペスト【marine pests】
もともとその海域にはいなかった有害な外来海洋生物。プランクトン・バクテリア・卵・幼生など。 [補説]積み荷を下ろした貨物船が安定を保つためにタンクに入れるバラスト水とともに運ばれる。