ひき‐あい【引(き)合い】
1 互いに引っ張り合うこと。「綱の—をする」 2 証拠・参考として例に引くこと。「もうけ話の—に出す」 3 売買・貸借条件の照会。また、その注文・取引。「海外から新製品の—がくる」 4 訴訟・事...
ひきあい‐にん【引合人】
訴訟事件の関係者として法廷に召喚される人。証人・参考人など。
ひき‐あ・う【引(き)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに引っ張る。引っ張り合う。「ロープを—・う」 2 取引をしてもうけがある。収支がつりあう。「—・わない商売」 3 苦労や努力をしただけのことがある。割に合う。「さんざ...
ひき‐あけ【引(き)明け】
夜明け。明け方。「春の—の薄紫の空に」〈菊池寛・蘭学事始〉
ひき‐あげ【引(き)上げ/引(き)揚げ】
1 引き上げること。「沈没船の—」「税率の—」 2 (引き揚げ)外国から本国に帰ること。特に、第二次大戦後、外地で生活していた人が内地に帰ったことをさす。博多・浦賀・舞鶴などが引き揚げ港として指...
ひきあげ‐しゃ【引(き)揚げ者】
外国から引き揚げて本国に帰って来た人。特に、第二次大戦後、外地での生活を引き払って内地に帰って来た人。
ひきあげ‐せん【引(き)揚げ船】
外国から引き揚げて本国に帰る人を乗せる船。特に、第二次大戦後、外地での生活を引き払って日本に帰国する人を乗せた船。
ひき‐あ・げる【引(き)上げる/引(き)揚げる】
[動ガ下一][文]ひきあ・ぐ[ガ下二] 1 引っ張って上方へ上げる。「錨(いかり)を—・げる」 2 値段・比率・水準などを高くする。「公共料金を—・げる」「利子を—・げる」 3 選んでよい地位や...
ひき‐あし【引(き)足】
1 後方へ引く足。後退する足取り。 2 足をひきずって歩くこと。
ひき‐あて【引(き)当て】
1 将来の支出のためにその金額を準備しておくこと。また、その金額。 2 抵当。かた。「土地を—に金を借りる」