ひき‐あ・てる【引(き)当てる】
[動タ下一][文]ひきあ・つ[タ下二] 1 くじを引いて当てる。「一等を—・てる」 2 運悪く当てる。気の進まない物事などを引き受けるはめになる。「お守り役を—・ててしまった」 3 あてはめる。...
ひき‐あみ【引(き)網/曳き網】
水中を引き回したり、浜や船に引き寄せたりして魚を捕る網。また、その漁法。地引き網・トロール網など。
ひき‐あわ・す【引(き)合(わ)す】
[動サ五(四)]「引き合わせる」に同じ。「原簿と—・す」 [動サ下二]「ひきあわせる」の文語形。
ひき‐あわせ【引(き)合(わ)せ】
1 取りもって対面させること。紹介すること。「神様のお—で巡り合う」 2 照合すること。「住民票との—」 3 鎧(よろい)や腹巻き・胴丸・具足の類で、着脱するための胴の合わせ目。大鎧では右脇の間...
ひきあわせ‐がみ【引(き)合(わ)せ紙】
昔、陸奥(むつ)で産した薄墨色の紙。また、後世では、普通の檀紙(だんし)をいう。武士が鎧(よろい)の引き合わせに入れておいたところからとも、男女を引き合わせる恋文の紙に用いたところからの名ともい...
ひき‐あわ・せる【引(き)合(わ)せる】
[動サ下一][文]ひきあは・す[サ下二] 1 引き寄せて合わせる。「襟元を—・せる」 2 比べ合わせる。照らし合わせる。「原典と—・せる」 3 取りもって両者を対面させる。紹介する。「恋人を親に...
ひき‐い・ず【引き出づ】
[動ダ下二] 1 「ひきだす1」に同じ。「御文とて—・でたれば」〈落窪・一〉 2 事件などを引き起こす。「さるまじき過ちを—・でて」〈源・柏木〉 3 引き出物として贈る。「又いみじき御車(みくる...
ひき‐いた【引(き)板】
「鳴子(なるこ)」に同じ。
ひき‐いだ・す【引き出だす】
[動サ四] 1 「ひきだす1」に同じ。「移し馬(むま)ども—・して」〈源・東屋〉 2 しでかす。引き起こす。「こころにまかせたる事—・しつかうまつるな」〈源・澪標〉 3 例として引く。「かの髪長...
ひきいで‐もの【引き出で物】
「ひきでもの」に同じ。「—なども、乏しくは」〈宇津保・祭の使〉