ひ‐だこ【火胼胝/火斑】
火に長くあたったときに皮膚にできる、赤いまだらの模様。
ひだ‐こうち【飛騨高地】
岐阜・富山両県にまたがり、東の飛騨山脈と西の両白(りょうはく)山地との間に広がる高地。標高約1000メートル。飛騨山地。飛騨高原。
ひだ‐さんみゃく【飛騨山脈】
新潟・長野・富山・岐阜4県にわたり南北に走る山脈。白馬岳・立山・槍ヶ岳・乗鞍岳などの3000メートル級の山々が連なり、最高峰は穂高岳の3190メートル。北アルプス。
ひ‐だし【簸出し】
穀物などを箕(み)でふるって、くずなどを取り除くこと。また、そのくず。〈日葡〉
ひだ‐し【飛騨市】
⇒飛騨
ひだ‐しゅんけい【飛騨春慶】
岐阜県高山市から産する黄褐色または赤褐色の春慶塗。慶長年間(1596〜1615)高山城主の長男で茶人の金森宗和が藩の塗師に命じて作らせたのが始まりという。飛騨春慶塗。
ひ‐だすき【火襷】
無釉(むゆう)の陶器にたすきを回したような茜(あかね)色の線状の現れたもの。焼成中に他の器と接解するのを避けるために用いた藁(わら)が、器肌に焼きついて自然に現れたのに始まる。備前焼の特色をなし...
ひだ‐たい【飛騨帯】
西南日本の最も古い地質帯。岐阜県北部から富山県南部にかけて分布する。広域変成作用を受けた片麻(へんま)岩や角閃(かくせん)石を含む飛騨変成岩からなる。
ひだ‐たくみ【飛騨工/飛騨匠】
⇒ひだのたくみ
ひ‐だち【肥立ち】
1 日がたつにつれて成育すること。「—のいい赤ん坊」 2 病人や産婦が日増しに健康を回復すること。「産後の—がよい」