てん‐ぐさ【天草】
テングサ科の紅藻。干潮線以下の岩に生える。10〜15センチの平たい線状で、堅く、細かく羽状に分枝し、暗紅色。古くからところてん・寒天の材料にされる。寒天の材料になるテングサ科の紅藻にはヒラクサ・...
てんか‐すじ【天下筋】
手のひらの縦筋が手首から中指まで通っているもの。天下を取る手相といわれる。
て‐の‐くぼ【手の窪】
1 てのひらを内側へ軽く曲げると中央にできるくぼみ。 2 飯を手づかみで食うこと。また、握り飯。「師の曰(いは)く何—をすべけんや」〈柳多留・一六〉
て‐の‐うち【手の内】
1 てのひら。たなごころ。「—に汗を握る」 2 勢力の及ぶ範囲内。支配下。「天下を—に収める」 3 腕前。手並み。「—を拝見する」 4 心の中で考え、計画していること。「相手の—を読む」 5 こ...
て‐あわせ【手合(わ)せ】
[名](スル) 1 相手となって勝負をすること。「有段者と—する」「碁の—」 2 売買の契約を結ぶこと。手打ち。「生糸の—も順調に行なわれた」〈藤村・夜明け前〉 3 相手との最初の戦い。「平家の...
て‐いん【手印】
証文・願文(がんもん)などを作成した場合、自署のかわりに掌(てのひら)に朱または墨をつけて文面におしたもの。しゅいん。
てい【低】
[音]テイ(漢) [訓]ひくい ひくめる ひくまる [学習漢字]4年 1 位置がひくい。「低地・低木/高低」 2 程度・価値などがひくい。「低圧・低音・低級・低速・低俗・低調・低廉」 3 低くな...
て‐くび【手首/手頸】
腕と手のひらとのつながる部分。うでくび。
て‐がた【手形】
1 手の形。物についた、手の形の跡。「たたかれた背中に—が残る」 2 てのひらに墨などを塗って、紙などに押した手の形。昔は、文書に押して後日の証拠とした。「力士の—の色紙」 3 一定の金額の支払...
で‐ぐみ【出組】
斗栱(ときょう)の一形式。出三斗(でみつと)の外方に出た巻き斗の上に平(ひら)三斗をのせ、丸桁(がぎょう)を支えるもの。一手先(ひとてさき)斗栱。