エフィラ【ephyra】
鉢(はち)クラゲ類の幼生。プラヌラ幼生を経て生じたポリプに横のくびれができ、分離して泳ぎ出したもの。体は平たい花びら状で、やがてクラゲとなる。
エンカルナシオン‐しゅうどういん【エンカルナシオン修道院】
《Real Monasterio de la Encarnación》スペインの首都マドリードにあるアウグスティヌス会の修道院。1611年にスペイン王フェリペ3世の妃マルガリータにより創建。3...
うす‐がき【薄柿】
柿渋で染めた薄い赤茶色。薄柿色。また、その色をした帷子(かたびら)。「川風や—着たる夕涼み/芭蕉」〈卯辰集〉
うけ‐お【受緒】
1 鎧(よろい)の袖についていて、鎧を肩上(わたがみ)の手先の茱萸(ぐみ)(管状の金具)につなぐ緒。 2 矢の箙(えびら)・靫(うつぼ)などにつけて、掛緒(かけお)と合わせて結ぶ緒。
オランジェリー‐きゅうでん【オランジェリー宮殿】
《Orangerieschloss》ドイツ東部、ブランデンブルク州の都市ポツダムにある宮殿。19世紀半ば、プロイセン王フリードリヒ=ウィルヘルム4世の命により、イタリアのビラを模したネオルネサン...
あま‐の‐はごろも【天の羽衣】
1 天人が着て空を飛ぶという、軽く美しい衣。「天人の中に持たせたる箱あり。—入れり」〈竹取〉 2 天皇が大嘗会(だいじょうえ)などの祭事で沐浴(もくよく)するときにつける湯かたびら。
あぶら‐な【油菜】
アブラナ科の越年草。高さ約1メートル。葉は裏面が白みを帯びる。春、花びら4枚が十字形に並ぶ黄色の花が総状に咲く。実は細長いさやで、中に黒褐色の小粒の種子があり、これから菜種油をとる。中国から渡来...
あみ‐ぎぬ【網衣】
網のように目の粗い布で作った衣服。僧尼の衣服や経帷子(きょうかたびら)にする。
あびらうんけん【阿毘羅吽欠】
「阿毘羅吽欠蘇婆訶(あびらうんけんそわか)」の略。
あみ‐ジュバン【網ジュバン】
1 綿糸・麻糸で亀甲(きっこう)形に編み上げた汗取り用のジュバン。 2 歌舞伎衣装の一。黒糸を編んで筒袖に仕立てたもので、鎖帷子(くさりかたびら)を表す。武士・盗賊に用いる。