よう‐そく【壅塞】
[名](スル)ふさぐこと。また、ふさがること。「学術の進路—し」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉
ろ‐ふさぎ【炉塞ぎ】
冬の間使ってきた囲炉裏(いろり)を春になってふさぐこと。茶の湯では、炉をふさいで風炉(ふろ)にすること。《季 春》「—や床は維摩(ゆいま)に掛け替る/蕪村」⇔炉開き。
わい‐だて【脇盾/脇楯】
《「わきだて」の音変化》鎧(よろい)の付属具。右脇の引合(ひきあわせ)をふさぐために用いる。壺板(つぼいた)と草摺(くさずり)からなる。脇当(わきあて)。
わき‐つめ【脇詰め】
着物の八つ口を縫ってふさぐこと。また、その衣服。近世、成人に達した証とされた。わきふさぎ。
脇(わき)を詰(つ)・める
幼少の折はあけておいた、着物の袖の脇下を縫ってふさぐ。成人する。脇を塞(ふさ)ぐ。