ふじま【藤間】
日本舞踊の流派の名。および、それに属する舞踊家の芸名。
ふじまえ‐ひがた【藤前干潟】
愛知県名古屋市南部にある干潟。伊勢湾に流れ込む日光川・庄内川・新(しん)川の河口に位置する。名古屋港の中に残された干潟で、毎年シギ・チドリなど2万羽以上が飛来する渡り鳥の中継地。面積3.23平方...
ふじま‐かんじゅうろう【藤間勘十郎】
日本舞踊、藤間流家元の名。3世藤間勘兵衛が、一時勘十郎を名のったのを初世とする。その養子藤間大助が2世を継ぎ、以後茅場町(かやばちょう)の藤間とよばれる。
ふじま‐かんべえ【藤間勘兵衛】
日本舞踊、藤間流家元の名。7世まで続く。 (初世)[?〜1769]武蔵の人。生地の川越藤間村から姓をとったとされる。江戸に出て、振付師となる。 (3世)[?〜1821]2世の養子で、初世藤間...
ふじ‐まつ【富士松】
1 カラマツの別名。 2 「富士松節」の略。
ふじまつ【富士松】
狂言。主人から富士松を所望された太郎冠者が、酒を勧めてごまかそうとするが、松を賭(か)けての連歌の付合(つけあい)となる。
ふじまつ‐ぶし【富士松節】
新内節の一派。延享(1744〜1748)のころ、宮古路豊後掾(みやこじぶんごのじょう)の弟子宮古路加賀太夫が富士松薩摩を名のって創始。一時絶えたが、天保(1830〜1844)末期、鶴賀派の鶴賀加...
ふじ‐まめ【藤豆/鵲豆】
マメ科の蔓性(つるせい)の一年草。葉は3枚の小葉からなる複葉。夏から秋、紫色か白色の蝶形の花が咲く。莢(さや)は鎌形で、黒色の豆が数個入る。若い莢は食用。熱帯地方の原産で、栽培される。千石(せん...
ふじま‐りゅう【藤間流】
日本舞踊の流派の一。宝永年間(1704〜1711)に初世藤間勘兵衛が創始。勘十郎家(茅場町の藤間)と勘右衛門家(浜町の藤間)とがある。