うわ‐や【上屋/上家】
1 建築現場などに設けた仮屋根。素屋根(すやね)。 2 駅や埠頭(ふとう)などで、旅客または貨物を雨露から防ぐために設けた、柱に屋根をかけただけの建物。 3 「保税上屋(ほぜいうわや)」のこと。...
うらにわ‐の‐かみ【卜庭の神】
卜占(ぼくせん)をつかさどる神。太詔戸命(ふとのりとのみこと)と櫛真知命(くしまちのみこと)の二神で、延喜式にみえる。卜部の神。
ウンヌ【Wnn】
仮名漢字変換のためのソフトウエアの一。UNIXで広く利用される。名称の由来は「watasino namaeha nakanodesu(私の名前は中野です)」という文を一括変換できることから。
うるお・う【潤う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ほどよい水分を帯びる。水分が行き渡る。湿る。「慈雨で田畑が—・う」 2 利益や恩恵を受ける。「地域が—・う」 3 豊かになる。ゆとりができる。「ふところが—・う」
うら‐かた【占形/占方】
1 太占(ふとまに)や亀卜(きぼく)に現れた縦横の割れ目の形。占いの結果。「この—持って、泰親がもとへ行け」〈平家・四〉 2 (占方)占いをすること。また、する人。「泰成、—に引き合はせ申すやう...
えい‐こう【曳航】
[名](スル)船が他の船や荷物を引いて航行すること。「客船を埠頭(ふとう)まで—する」
うみべのカフカ【海辺のカフカ】
村上春樹の長編小説。平成14年(2002)、上下2冊で刊行。15歳の少年を主人公に据え、オイディプス王の物語をモチーフとする。蜷川幸雄による舞台化作品もある。
うべ‐も【宜も】
[連語]《「も」は係助詞》なるほどその通りに。もっともなことに。「春なれば—咲きたる梅の花君を思ふと夜眠(よい)も寝なくに」〈万・八三一〉
うみをみにいく【海をみに行く】
石坂洋次郎の処女小説。昭和2年(1927)、雑誌「三田文学」2月号に掲載され注目を集めた。作者自身の生活をモチーフとしている。海を見に行く。
うやむや‐の‐せき【有耶無耶の関】
山形・宮城両県境の笹谷峠にあった関所。むやむやの関。もやもやの関。[歌枕]「たのめこし人の心は通ふとや問ひてもみばや—」〈土御門院集〉
山形・秋田両県境の三崎峠にあった関所。