ふどうななえ‐たき【不動七重滝】
奈良県南部、吉野郡下北山(しもきたやま)村にある滝。釈迦(しゃか)ヶ岳に源を発する前鬼(ぜんき)川中流にある落差100メートルの7段からなる名瀑。ふどうななえのたき。
ふどう‐なわ【不動縄】
米俵にかける太い縄。
ふどう‐の‐かなしばり【不動の金縛り】
1 修験者の秘法の一つで、不動明王の持つ羂索(けんさく)によって悪魔を縛る術。転じて、人を自由に動けなくする術。 2 金銭関係で人の自由を束縛すること。
ふどう‐ひょう【浮動票】
選挙で、支持する政党・候補者の一定していない有権者の票。スイングボート。⇔固定票。
ふどう‐ほう【不動法】
不動明王を本尊として、除病・延命のために行う修法。
ふどう‐みょうおう【不動明王】
《(梵)Acalanāthaの訳》五大明王・八大明王の主尊。大日如来の命を受けて魔軍を撃退し、災害悪毒を除き、煩悩(ぼんのう)を断ち切り、行者を守り、諸願を満足させる。右手に利剣、左手に縄を持ち...
ふど‐き【風土記】
地方別にその風土・文化その他について記した書物。 奈良時代の地誌。和銅6年(713)元明天皇の詔により、諸国の産物・地形・古伝説や地名の由来などを記して撰進させたもの。現存するのは、完本の出...
ふどし【褌/犢鼻褌】
「ふんどし」の音変化。「—も人を頼まず、帯も手づから前にむすびて」〈浮・一代男・一〉
ふ‐どの【文殿】
《「ふみどの」の音変化》 1 「ふみどの」に同じ。 2 太政官・院の庁・摂関家などで、それぞれの文書を納めておいた所。所領関係の文書も保管され、のちに所領の訴訟を裁断する所となった。