にが‐びゃくどう【二河白道】
浄土教で、阿弥陀仏(あみだぶつ)の救いを説く比喩(ひゆ)。火の河と水の河を人の貪欲と怒りにたとえ、この間にある白い道は極楽に通じる道で、往生を願う信心にたとえる。びゃくどう。
なんば‐に【難波煮】
魚や野菜などを、ぶつ切りのネギとともに醤油などで煮たもの。大阪の難波がもとネギの産地であったところからの名。
にくすい‐かじょ【肉穂花序】
穂状花序の特殊化したもの。多肉な花軸の周囲に柄のない花が多数密生するもの。仏炎苞(ぶつえんほう)をもつ。テンナンショウ・ミズバショウなどにみられる。
なら‐の‐だいぶつ【奈良の大仏】
奈良東大寺大仏殿の本尊。毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)の金銅座像で、像高14.87メートル。聖武天皇の発願により天平勝宝元年(749)創建、同4年開眼供養。二度の戦火などで改鋳が重ねられ、台座蓮弁...
にちがつとうみょう‐ぶつ【日月灯明仏】
過去世において法華経を説いた仏。同名の2万の仏が続いて出て説いたといい、最後の仏の子八人のうちの一人が燃灯仏(ねんとうぶつ)であるとする。
なんこう‐ふらく【難攻不落】
1 攻撃するのがむずかしく、たやすく陥落しないこと。「—の陣地」 2 承知させるのが困難なこと。「—の堅物(かたぶつ)」
なもうだ
「なむあみだぶつ(南無阿弥陀仏)」の音変化。「—、—と誰か頼まざる」〈浄・賀古教信〉
ね‐ぶつ【念仏】
「ねんぶつ」の撥音の無表記。「僧ども—のひまに物語するを聞けば」〈かげろふ・上〉
なまみだ
「なむあみだぶつ(南無阿弥陀仏)」の音変化。
なまいだ
「なむあみだぶつ(南無阿弥陀仏)」の音変化。