さい‐く【細工】
[名](スル) 1 手先を使って細かい器物などを作ること。また、作ったもの。「精巧な—」「—を施す」「竹で—する」「寄せ木—」 2 細かなところに手を入れて、見た目をとりつくろったり、ごまかした...
さがな‐もの【さがな者】
たちのよくない者。意地の悪い者。「—、ねたういらへたなり」〈落窪・二〉
さし‐は・う【指し延ふ/差し延ふ】
[動ハ下二]特にそれと目指して行う。わざわざする。「—・へたる御文(ふみ)にはあらで」〈源・空蝉〉
サムタブロ‐しゅうどういん【サムタブロ修道院】
《Samtavros monasteri》ジョージア東部の古都ムツヘタにある修道院。4世紀の創建。イベリア王国のミリアン3世とその妻が埋葬されている。
さる‐しばい【猿芝居】
1 猿に衣装やかつらなどをつけさせて、芝居のまねをさせる見世物。猿歌舞伎。 2 へたな芝居をあざけっていう語。 3 すぐ見すかされてしまうような、あさはかなたくらみ。
ざる‐ご【笊碁】
《笊ですくうように漏れが多いところから》打ち方のへたな碁。ざる。
しえた・げる【虐げる】
[動ガ下一][文]しへた・ぐ[ガ下二] 1 「しいたげる」に同じ。「—・げられた定基の若妻に同情し」〈露伴・連環記〉 2 うち負かす。征服する。「御方(みかた)追ひ落とされて、敵(かたき)を—・...
しゅんいん‐しゅうだ【春蚓秋蛇】
《「晋書」王羲之伝賛から》春のミミズや秋のヘビのように、字も行も、うねうねと曲がりくねっていること。字がへたなことのたとえ。
しょうがつ‐もの【正月物】
正月を迎える用意の品物。特に、正月用の晴れ着。「—を拵(こしら)へたいにも隙(ひま)がなし」〈滑・浮世床・二〉
しろ・む【白む】
[動マ四] 1 白くなる。白色を帯びる。「牛は、額はいと小さく—・みたるが」〈枕・五一〉 2 ひるむ。勢いがくじける。「双方—・みて控へたり」〈浄・出世景清〉
[動マ下二] 1 白くする。「...