べつ‐かん【鼈羹】
すった山の芋に小麦粉・小豆粉・砂糖などを練り合わせて蒸し、亀甲(きっこう)形に切った餅菓子(もちがし)。もと、禅家の間食用。
べっかんこう
「べかこう」に同じ。
ベッカーがた‐きんジストロフィー【ベッカー型筋ジストロフィー】
X染色体上にあるジストロフィン遺伝子の異常により発症する進行性筋ジストロフィーの一つ。筋細胞の構造を保つ役割を担うジストロフィンに異常または産生量の減少がみられる。ジストロフィンがまったく合成さ...
べっ‐き【別記】
[名](スル)本文のほかに、補足の説明などを別に書き添えること。また、その書き添えたもの。「注意事項を欄外に—する」
ベッキオ‐きゅうでん【ベッキオ宮殿】
《Palazzo Vecchio》イタリア中部、トスカーナ州の都市フィレンツェにある宮殿。シニョリーア広場に面し、ウフィツィ美術館に隣接する。14世紀初頭、フィレンツェ共和国の政庁舎として建造さ...
ベッキオ‐じょう【ベッキオ城】
《Castelvecchio》イタリア北東部、ベネト州の都市ベローナにある城。14世紀後半、カングランデ2世によりスカラ家の居城として建造。アディジェ川に面し、対岸に向かってスカリジェロ橋が架か...
ベッキオ‐ばし【ベッキオ橋】
《Ponte Vecchio》イタリア中部、トスカーナ州の都市フィレンツェのアルノ川にかかる同市最古の橋。洪水により何度かつくり直され、現在の橋は1345年に再建されたもの。両側には宝飾店や彫金...
べっ‐きゅう【別給】
平安時代、親王に与えられた年給の一。皇后から生まれた第1皇子に対し、別勅によって、年官として毎年諸国の掾(じょう)の任命権を与えたこと。
べっ‐きょ【別居】
[名](スル)夫婦・家族などが別れて住むこと。「単身赴任で家族と—している」⇔同居。
べっ‐きょう【別教】
1 天台宗で説く五時八教のうち、化法(けほう)の四教の第三。他の三教のいずれとも異なる別の教え。菩薩(ぼさつ)に対する教え。 2 華厳宗で、華厳経の教えが、三乗とは異なる究極真実の超絶的な一乗で...