こちょう‐じょうさい【胡朝城塞】
《Thanh Nha Ho》ベトナム北部、タインホア省にある城跡。首都ハノイの南約130キロメートルに位置する。1400年から1407年にかけて、わずか7年間続いた胡朝時代に都が置かれた。建造当...
こっき‐へい【黒旗兵】
19世紀後半、太平天国の乱後、清朝に中国を追われた劉永福が越南王に招かれ、ベトナム北部で編成した農民軍。植民地化をめざすフランス軍に抵抗、清仏戦争でも活躍した。黒地に「義」の文字を朱書きした旗を...
この‐はな【此の花】
1 《「古今集」仮名序に見える歌「難波津に咲くやこの花冬ごもり今は春べと咲くやこの花」から》梅の花の別名。 2 《元稹(げんしん)「菊花」詩「是の花の中偏(ひとえ)に菊を愛するにあらず、此の花開...
コマーロム【Komárom】
ハンガリー北西部の都市。ドナウ川右岸に位置し、対岸のスロバキアの町コマールノとエルジェーベト橋で結ばれる。古くから軍事的要衝であり、11世紀に初代ハンガリー王イシュトバーン1世が土塁を築いた。1...
コメコン【COMECON】
《Council for Mutual Economic Assistance》経済相互援助会議。1949年、ソ連の提唱により、社会主義諸国間の経済協力機構として発足。ソ連・東欧諸国のほか、モン...
コ‐ロア【Co Loa】
ベトナム北部、首都ハノイ近郊の村。市街中心部の北約20キロメートルに位置する。紀元前3世紀、オウラク(甌絡)王国の都が置かれ、同国に現存する最古の城跡がある。周囲8キロメートルにわたる城壁の一部...
コンダオ‐しょとう【コンダオ諸島】
《Con Dao》ベトナム南部、南シナ海に浮かぶ諸島。旧称コンドル諸島。ホーチミンの南約230キロメートルに位置し、ブンタウ省に属す。主島のコンソン島をはじめ大小16の島々で構成され、コンダオ島...
コン‐トゥム【Kon Tum】
ベトナム中部、コントゥム省の都市。同省の省都。アンナン山脈南端の西麓に広がるコントゥム高原に位置する。バナル族をはじめ、少数民族が多く居住。コーヒー、茶を産する。かつてカトリックの布教拠点が置か...
コントラ‐アクインクム【Contra-Aquincum】
《「アクインクムの反対側」の意》ハンガリーの首都ブダペストにある古代ローマ帝国時代の要塞跡。東岸のペスト地区、エルジェーベト橋とバーツィ通りの間に位置する。名称はドナウ川を挟んで、都市アクインク...
コンドル‐しょとう【コンドル諸島】
《Condore》ベトナム南部にあるコンダオ諸島の旧称。