ドン‐キー【Dong Ky】
ベトナム北部、バクニン省の村。首都ハノイの北東約20キロメートルに位置する。木工家具や螺鈿(らでん)細工などの伝統工芸で広く知られ、多くの工房がある。300年以上の歴史をもつ、ディンとよばれる村...
ドン‐ホー【Dong Ho】
ベトナム北部、バクニン省の村。首都ハノイの東約30キロメートルに位置する。16世紀頃から始まった、生活や風物を描いた伝統的な版画で世界的に広く知られる。
なた‐め【鉈目】
登山者や山仕事をする人たちが、道しるべとして山中の樹木に鉈でつけた目印。
とく‐じゅ【特需】
特別の需要。一般に在日米軍の発注による需要。朝鮮戦争・ベトナム戦争の際、米軍が軍事物資の買い付けなどを行ったことをいう。
なんぶ‐そう【南部草】
メギ科の多年草。東北地方や北海道の山地に自生し、高さ30〜40センチ。葉は細長い柄で立ち、広卵形や扇形の3枚の小葉からなる。夏、雄しべと雌しべだけの花を穂状につける。
なん‐えつ【南越】
古代中国の国名。前207年、秦の南海郡尉趙佗(ちょうだ)が建国。都は番禺(ばんぐう)(現在の広州)。現在の福建・広東省からベトナム北部を支配して南海貿易の利を独占したが、前111年、漢の武帝に...
なん‐ばん【南蛮】
1 古代中国人が、インドシナをはじめとする南海の諸民族を卑しんで呼んだ語。南夷。→西戎(せいじゅう) →東夷(とうい) →北狄(ほくてき) 2 日本で室町末期から江戸時代にかけて、ベトナム・タイ...
ナム‐ディン【Nam Dinh】
ベトナム北部、ナムディン省の都市。同省の省都。首都ハノイの南東約75キロメートル、ソンコイ川のデルタ地帯に位置する。フランス統治時代より繊維産業が盛ん。近年は工業団地が立地し、外国企業の誘致が進...
なつのやみ【夏の闇】
開高健の長編小説。昭和46年(1971)「新潮」誌に発表。「輝ける闇」に続きベトナム戦争を題材とした作品で、没後刊行の「花終わる闇」とともに闇三部作をなす。
なにわ‐づ【難波津】
上代、難波江にあった港。また、大阪港の古名。[歌枕]「千鳥鳴くふけひの潟を見渡せば月影さびし—の浦」〈聞書集〉 1 王仁(わに)が詠んだという「難波津に咲くやこの花冬ごもり今を春べと咲くや...