べんしょうほう‐しんがく【弁証法神学】
《(ドイツ)dialektische Theologie》第一次大戦後、ドイツ・スイスを中心にK=バルト・ブルンナー・ブルトマンらによって唱えられ、思想界に大きな影響を与えたキリスト教神学運動。...
べんしょうほうてき‐ゆいぶつろん【弁証法的唯物論】
《(ドイツ)dialektischer Materialismus》マルクスとエンゲルスが1840年代にヘーゲルの弁証法とフォイエルバッハの唯物論を批判的に摂取して創始し、レーニン・毛沢東らが進...
べんしょうほうてきりせいひはん【弁証法的理性批判】
《原題、(フランス)Critique de la Raison Dialectique》サルトルの哲学的著作。1960年刊。マルクス主義を肯定しつつ、そこに構造的・歴史的人間学を取り込むことの必...
べんしょうほうてき‐ろんりがく【弁証法的論理学】
《(ドイツ)dialektische Logik》形式論理学に対し、ヘーゲルおよびマルクス主義における論理学。客観的実在および思考の弁証法的な運動・発展の法則を対象とする。
べんしん‐ろん【弁神論】
《theodicy》世界における悪の存在が、世界の創造者である全能な神の善性と矛盾するものではないことを弁明しようとする神の弁護論。ライプニッツが初めて用いた語で、著書「弁神論」において体系的に...