ほし‐の‐はやし【星の林】
星の多く集まっているのを林に見たてていう語。「天(あめ)の海に雲の波立ち月の舟—に漕ぎ隠る見ゆ」〈万・一〇六八〉
ほしのまきば【星の牧場】
庄野英二の児童文学作品。昭和38年(1963)刊行。挿絵は長新太。記憶喪失の復員兵と、戦場で死んだ愛馬の心の交流を幻想的に描く。翌年、第11回サンケイ児童出版文化賞、第4回日本児童文学者協会賞、...
ほし‐の‐まぎれ【星の紛れ】
星の光がおぼろに見えること。「ありあけの暁よりも憂(う)かりけり—の宵の別れは」〈拾遺愚草・下〉
ほし‐の‐まつり【星の祭(り)】
「七夕(たなばた)」に同じ。
ほし‐の‐やどり【星の宿り】
《「星宿(せいしゅく)」を訓読みにした語》 1 星座。「天の原ふりさけみれば七夕の—に霧立ち渡る」〈新千載・秋上〉 2 「星の位2」に同じ。「—をふりすててひとり出でにし鷲(わし)の山」〈増鏡・...
ほしの‐ゆきのぶ【星野之宣】
[1954〜 ]漫画家。北海道の生まれ。現実感のある描写でつづられた壮大なスケールのSF作品に定評があるほか、古代史をベースにした伝奇ものも手がける。代表作「宗像教授」シリーズ、「はるかなる朝」...
ほし‐のり【干し海苔/乾し海苔】
生ノリを刻み、紙漉(す)きの要領ですいて乾燥させたもの。