ちんぎょ‐らくがん【沈魚落雁】
《「荘子」斉物論の「毛嬙麗姫、人の美とする所也、魚之を見て深く入り、鳥之を見て高く飛ぶ」すなわち、人の目には美しく見えるものも、魚や鳥はこれを見て驚いて逃げる意から》魚や雁も圧倒されるほどの美人...
ちん‐そ【賃租】
《「賃」は春先の前払いの地子(じし)、「租」は秋の収穫後に支払う地子》律令制で、諸国の公田を国司が人民に貸し、その賃貸料として地子を取った制度。地子は収穫の5分の1ほどにあたる。
ちん‐せん【沈潜】
[名](スル) 1 水底に沈み隠れること。「さざ波一つ立たない日は、いかにもその底に…野武士の霊魂が—していそうに思われるほど」〈犀星・幼年時代〉 2 心を落ち着けて深く考えること。また、深く没...
ちん‐むるい【珍無類】
[名・形動]他に例のないほどおかしくて変わっていること。また、そのさま。「—な(の)発想」「東洋軒は、又、その日も—なお客を迎えた」〈葉山・海に生くる人々〉
ちり‐ばかり【塵ばかり】
[連語](多く副詞的に用いて)少しばかり。ほんの少し。ちりほど。「此の帯を挙げんとするに、—も動かず」〈今昔・三・五〉
つい・す【対す】
[動サ変]一対になる。対応する。「一人は妻なるべし—・するほどの年輩にて」〈一葉・うつせみ〉
チロリアン‐テープ【Tirolean tape】
チロル風の刺繍がほどこされた、装飾用のリボン。
ちり【塵】
1 細かいくずなどが飛び散ったもの。ほこり。また、小さなごみ。「—一つない部屋」 2 俗世間のわずらわしさ。世俗のよごれ。「浮世の—を払う」 3 ほんの少しであること。多く、あとに打消しの語を伴...
ついびしき‐たいようこうはつでん【追尾式太陽光発電】
太陽光が太陽電池パネルに最適な角度で当たるよう、太陽の動きを自動的に追尾する架台を利用した太陽光発電。東西方向に太陽を追尾する一軸式、加えて仰角も可動な二軸式がある。固定式に比べ一軸式は15〜2...
ちょう‐わ【調和】
[名](スル)全体がほどよくつりあって、矛盾や衝突などがなく、まとまっていること。また、そのつりあい。「—を保つ」「周囲と—のとれた建造物」「精神と肉体が—する」