ほん‐こ【本子】
1 血を分けた本当の子。実子(じっし)。「わらはに—なければ」〈浄・用明天王〉 2 歌舞伎若衆で、色子(いろこ)に対して、舞台を主とする者。「耳すこし小さくて、—には仕立てがたし」〈浮・胸算用・四〉
ほん‐こう【本工】
本採用の工員。
ほん‐こう【本甲】
本物の鼈甲(べっこう)。
ほん‐こう【本坑】
鉱山などで、中心となる坑道。
ほん‐こう【本校】
1 本体となる学校。分校に対していう。 2 この学校。当校。 [アクセント]1はホンコウ、2はホンコウ。
ほん‐こう【本稿】
1 もとになる原稿。 2 この原稿。 [アクセント]1はホンコウ、2はホンコウ。
ほん‐こう【本香】
組香で、試香(こころみこう)で出した香に別の香を加えて順にたくこと。→試香
ほん‐こく【本石】
江戸時代、年貢米のうち出目(でめ)分を除いた量。
ほん‐こく【翻刻】
[名](スル)写本・版本などを、原本どおりに活字に組むなどして新たに出版すること。「古鈔本を—する」
ほんこく‐じ【本圀寺】
京都市山科区にある日蓮宗の寺。日蓮宗四大本山の一。山号は、大光山。日蓮が鎌倉松葉ヶ谷に創建した法華堂が前身で、興国6=貞和元年(1345)京都に移築。天文5年(1536)天文法華の乱で焼失したが...