ほ【火】
火(ひ)。多く他の語に付いて複合語をつくる。「—かげ」「—なか」「—や」「伊邪那美(いざなみ)の神は—の神を産みしに因りて」〈古事記・上〉
ほ【甫】
[人名用漢字] [音]ホ(慣) フ(呉)(漢) [訓]はじめ はじめて 1 男子の美称。「尼甫(じほ)(=孔子のこと)」 2 物事の始まり。「衆甫」 3 広く大きい。「甫田」 [名のり]かみ・す...
ほ【畝】
中国の田地面積の単位。周代に6尺四方を1歩(ぶ)、100歩を1畝とし、秦以後は240歩を1畝とした。日本の畝(せ)とは別。
ほ【畝】
[常用漢字] [音]ホ(慣) [訓]せ うね 〈ホ〉畑のうね。「畎畝(けんぽ)・田畝(でんぽ)」
〈せ〉田畑の面積の単位。一反の10分の1。「畝歩(せぶ)」
〈うね〉「畝織/平畝」
ほ【百】
[語素]「や(八)」「い(五)」など、数を表す語の下に付いて何百の意を表す。現代では「やお(八百)」「いお(五百)」などのように、「お」と発音する。
ほ【秀】
《「穂(ほ)」と同語源》 1 外形が人目につきやすく突き出ていること。また、そのもの。「杉の—」「見渡せば明石の浦に燭(とも)す火の—にそ出でぬる妹に恋ふらく」〈万・三二六〉 2 内容が他よりす...
ほ【穂】
1 《「秀(ほ)」と同語源》稲・麦やススキなどの花序。長い茎の先に花や実が群がりついたもの。特に、稲のものをいう。 2 槍・筆など、とがっている物の先の部分。「筆の—」→槍 3 接ぎ木・挿し木に...
ほ【舗/鋪】
[名]みせ。店舗。「—を構える」
[接尾]助数詞。地図など、畳みものの本を数えるのに用いる。上に来る語によっては「ぽ」となる。「江戸の古図二—」
ほ【舗】
[常用漢字] [音]ホ(漢) [訓]しく 1 びっしりと敷きのべる。「舗装・舗道」 2 商品を並べて売る所。店。「茶舗・店舗・本舗・老舗(ろうほ)」 [補説]1は「鋪(ほ)」と通用。 [難読]老...
ほ【葡】
[人名用漢字] [音]ホ(漢) ブ(呉) 1 ポルトガル。「日葡(にっぽ)」 2 果樹の名。「葡萄(ぶどう)」 [難読]葡萄牙(ポルトガル)