1. 五十音図ハ行の第5音。咽頭の無声摩擦子音[h]と母音[o]とから成る音節。[ho]

  1. 平仮名「ほ」は「保」の草体から。片仮名「ホ」は「保」の末4画から。

[補説](1) 「ほ」は、古くは両唇の無声摩擦子音[Φ]と母音[o]とから成る音節[Φo]であり、さらに奈良時代以前には[po]であったかともいわれる。室町時代末までは[Φo]であったが、江戸時代に入り[ho]となった。(2) 「ほ」は、平安時代半ば以後、語中語尾では、一般に[wo]と混同し、室町時代末まで[wo]と発音されたが、江戸時代に入り[o]と発音されるようになった。これらは歴史的仮名遣いでは「ほ」と書くが、現代仮名遣いではすべて「お」と書く。

洋楽の音名の一で、日本音名の第3音。

火 (ひ) 。多く他の語に付いて複合語をつくる。「火かげ」「火なか」「火や」

「伊邪那美 (いざなみ) の神は―の神を産みしに因りて」〈古事記・上〉

  1. 帆柱に高く張り、風を受けて船を進ませる船具。張る方向により横帆 (おうはん) と縦帆 (じゅうはん) がある。セール。「風に帆をはらませる」「順風に帆を上げる」

  1. 紋所の名。1を図案化したもの。

《「穂 (ほ) 」と同語源》

  1. 外形が人目につきやすく突き出ていること。また、そのもの。「杉の秀」

    1. 「見渡せば明石の浦に燭 (とも) す火の―にそ出でぬる妹に恋ふらく」〈・三二六〉

  1. 内容が他よりすぐれていること。また、そのもの。

    1. 「百千足 (ももちだ) る家庭 (やには) も見ゆ国の―も見ゆ」〈・中・歌謡〉

[名]
  1. 歩くこと。また、その足の運び方。「歩を合わせる」「歩を急がせる」

  1. 物事が進んでいくこと。物事の進行。「着々と開発の歩を進める」

[接尾]助数詞。歩くときの足を運ぶ回数を数えるのに用いる。上に来る語によっては「ぽ」となる。「一歩 (ぽ) 前進、二歩後退」
  1. 律令制における末端の行政組織。5戸を一組として構成され、治安・納税の連帯責任を負った。五保。

  1. 平安京の条坊制の一単位。4町で1保とし、また、4保で1坊とした。

  1. 平安末期から中世を通じての、と並ぶ国衙 (こくが) 領内の行政区画の一単位。ほう。

  1. 1が手本とした古代中国における隣保組織。一定戸数で構成され、連帯責任を負う。

口中に食物をふくむこと。また、その食物。

中国の田地面積の単位。周代に6尺四方を1歩 (ぶ) 、100歩を1畝とし、秦以後は240歩を1畝とした。日本の畝 (せ) とは別。

[名]みせ。店舗。「―を構える」
[接尾]助数詞。地図など、畳みものの本を数えるのに用いる。上に来る語によっては「ぽ」となる。「江戸の古図二―」
  1. 《「秀 (ほ) 」と同語源》稲・麦やススキなどの花序。長い茎の先に花や実が群がりついたもの。特に、稲のものをいう。

  1. 槍・筆など、とがっている物の先の部分。「筆の穂」→

  1. 接ぎ木挿し木に使う芽のついた小枝。挿し穂。接ぎ穂。

[語素]「や(八)」「い(五)」など、数を表す語の下に付いて何百の意を表す。現代では「やお(八百)」「いお(五百)」などのように、「お」と発音する。

ガーナ南東部の都市。ボルタ州の州都。19世紀にドイツ領トーゴランドになり、第一次大戦後に英国領ゴールドコーストに統合された。キリスト教徒が多く、カトリックの大聖堂がある。毎年9月にヤムイモの収穫祭が行われる。