奈良時代の歴史書。3巻。天武天皇の勅命で稗田阿礼 (ひえだのあれ) が誦習 (しょうしゅう) した帝紀や先代旧辞を、元明天皇の命で太安万侶 (おおのやすまろ) が文章に記録し、和銅5年(712)に献進。日本最古の歴史書で、天皇による支配を正当化しようとしたもの。上巻は神代、中巻は神武天皇から応神天皇まで、下巻は仁徳天皇から推古天皇までの記事を収め、神話・伝説・歌謡などを含む。
出典:青空文庫
・・・むかし、古事記の時代に在っては、作者はすべて、また、作中人物であっ・・・ 太宰治「一日の労苦 」
・・・日本は、古事記。日本書紀。万葉の国なり。長編小説などの国には非ず。・・・ 太宰治「もの思う葦 」
・・・の頭部に似ている。古事記の「いごのふ」にも似ている。gn をロシア・・・ 寺田寅彦「言葉の不思議 」