じょうしゅううしぼり【常州牛堀】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の茨城県潮来市付近の風景を描いたもの。手前に大きく苫舟を描き、画面右上に雪を被った富士山を配置している。
すかし‐ぼり【透かし彫(り)】
金属・木・石などをくりぬいて文様を表す技法。文様を透かして素地を残す方法(文様透かし)と、文様の周りの素地を透かす方法(地透かし)がある。木彫仏の光背、欄間、刀剣の鐔(つば)などに技巧を凝らした...
すきだし‐ぼり【鋤き出し彫(り)】
彫金の技法の一。絵模様や文字が現れるように、輪郭に沿ってそれ以外の部分を鏨(たがね)で削ったもの。日本刀の鐔(つば)の細工に多くみられる。鋤き彫り。
すき‐ぼり【鋤き彫(り)】
⇒鋤き出し彫り
すじ‐ぼり【筋彫(り)/条彫(り)】
1 下絵を画面に当て、上から鋭い刃物などで傷をつけて図様を写すこと。釘彫(くぎぼ)り。 2 ⇒毛彫(けぼ)り 3 入れ墨で、輪郭だけ彫ったもの。
ストロンボリ【Stromboli】
イタリア南部、エオリア諸島北東端の火山島。ストロンボリ山は標高926メートルの円錐形の活火山で、観光地。
す‐ぼり【素掘り】
地面を掘る際、周囲の土の崩壊を防ぐ工事を行わないで、そのまま掘り進めること。
せきとりせんりょうのぼり【関取千両幟】
浄瑠璃。世話物。九段。近松半二ほかの合作。明和4年(1767)大坂竹本座初演。力士の達引(たてひ)きを描いたもの。二段目の「岩川内(髪梳(かみす)き)」と「相撲場」が有名。
そう‐しぼり【総絞り】
着物などの生地の全体が絞り染めで染めてあるもの。
そう‐ぼり【総堀/総濠】
城や市街の周囲にめぐらした堀。