煩悩(ぼんのう)あれば菩提(ぼだい)あり
迷いがあるからこそ悟りを開くこともある。
ぼんのう‐さぎ【煩悩鷺】
ヨシゴイの別名。
ぼんのう‐じょく【煩悩濁】
仏語。五濁の一。煩悩によって悪がはびこること。
煩悩(ぼんのう)即(そく)菩提(ぼだい)
仏語。煩悩にとらわれている姿も、その本体は真実不変の真如(しんにょ)すなわち菩提(悟り)であって、煩悩と菩提は別のものではないということ。
煩悩(ぼんのう)の犬(いぬ)は追(お)えども去(さ)らず
煩悩は人につきまとって、飼い犬がまといつくように離れない。
ぼんのう‐ま【煩悩魔】
仏語。四魔の一。煩悩は心身を惑わし悟りの妨げとなるので、魔にたとえていう。
ぼん‐の‐くぼ【盆の窪】
1 首の後ろの中央のくぼんだところ。 2 江戸時代、小児の頭髪を首の後ろだけ少し残してそった髪形。
ぼん‐はじめ【盆初め】
「七日盆(なぬかぼん)」に同じ。
ぼん‐ばい【盆梅】
盆栽に仕立てた梅。鉢植えの梅。《季 春》
ぼん‐ばい【梵唄】
1 インドの詠法による歌唱。声明(しょうみょう)。 2 四箇(しか)の法要の始まりに、仏徳をたたえる特定の偈頌(げじゅ)を唱えること。