ぼう‐りゃく【暴掠】
[名](スル)暴力にうったえて奪い取ること。略奪。「亜細亜地方を—するを見て」〈兆民・三酔人経綸問答〉
ぼう‐りゃく【謀略】
人をあざむくようなはかりごと。「—をめぐらす」「敵の—に乗る」
ぼう‐りゅう【傍流】
1 本流から分かれた流れ。支流。 2 主流からはずれた系統や流派。傍系。
ぼう‐りょ【亡虜】
逃亡した捕虜。また、逃亡した者を卑しんでいう語。
ぼう‐りょく【暴力】
1 乱暴な力・行為。不当に使う腕力。「—を振るう」 2 合法性や正当性を欠いた物理的な強制力。 [補説]書名別項。→暴力
ぼうりょく【暴力】
武田麟太郎の小説。昭和4年(1929)「文芸春秋」誌に発表するが、左翼的傾向から発禁処分を受け、雑誌は本作を削除して発売された。
ぼうりょく‐かくめい【暴力革命】
武力によって達成される革命。⇔平和革命。
ぼうりょくこういとう‐しょばつほう【暴力行為等処罰法】
《「暴力行為等処罰に関する法律」の略称》集団的・常習的な暴行・脅迫・器物損壊・面会強請、銃砲・刀剣による加重傷害などの犯罪の処罰について定めた法律。大正15年(1926)施行。暴力行為法。
ぼうりょくこうい‐ほう【暴力行為法】
⇒暴力行為等処罰法
ぼうりょく‐そうち【暴力装置】
非合法な犯罪・暴力や、他国からの攻撃に対処するため、法に則った暴力行使が認められた組織・機関。主に警察や軍隊。また、それらを独占的に保持する国家のこと。 [補説]社会学者のウェーバーが国家の本質...