まか・す【任す/委す】
[動サ五(四)]「任せる」に同じ。「この仕事は君に—・す」 [動サ下二]「まかせる」の文語形。
まか・す【負かす】
[動サ五(四)]勝負などで相手を負けさせる。「ライバルを—・す」 [可能]まかせる
まか・す【引す/漑す】
[動サ下二]田や池などに水を引く。「春日野より流れ出でたる水を寺の内に—・せ入れて」〈今昔・一二・二一〉
ま‐かず【間数】
部屋の数。室数。
まか・ず【罷出】
[動ダ下二]《「まかりいず」の音変化》 1 貴人の所や貴所から退出する。⇔参る。「藤壺の宮、なやみ給ふことありて—・で給へり」〈源・若紫〉 2 会話に用いて、話し手の「出る」動作を、聞き手に対し...
まかせ【任せ】
[語素]名詞の下に付いて、そのものに任せきりであることを表す。「力—」「人—」
まか・せる【任せる/委せる】
[動サ下一][文]まか・す[サ下二] 1 仕事などを他にゆだね、その自由にさせる。「経営を—・せる」 2 相手の好きなようにさせる。「御想像に—・せます」「身を—・せる」 3 そのままにしておく...
ま‐かぜ【魔風】
悪魔が吹かせ、人を誘う風。
まかぜこいかぜ【魔風恋風】
小杉天外の小説。明治36年(1903)発表。女学生萩原初野と友人の婚約者夏本東吾をめぐる悲恋を中心に、当時の男女学生の風俗を描く。
まか‐たち【侍女/侍婢】
《「まかだち」とも》貴人に付き従う女。腰元。「豊玉毘売(とよたまびめ)の—」〈記・上〉