まく‐こつ【膜骨】
繊維性の結合組織内に、直接に骨組織が形成されてできる骨。頭骨の一部にみられる。結合組織骨。被蓋骨(ひがいこつ)。
まく‐ことば【幕詞】
武士が軍陣に用いた忌み詞。幕を張ることを場合に応じて言い分けたもの。味方のは「打つ」、敵の場合は「引く」、船には「走らかす」、座敷・桟敷などには「囲う」といった類。
ま‐くさ【真草】
草の美称。特に、屋根をふくのに用いる草をいう。「—刈る荒野にはあれど黄葉(もみちば)の過ぎにし君が形見とそ来し」〈万・四七〉
ま‐ぐさ【秣/馬草】
《古くは「まくさ」》牛や馬の飼料とする草。飼葉(かいば)。
マクサル【Makthar】
⇒マクタール
ま‐くし【真櫛】
櫛の美称。「か黒し髪を—もちここにかき垂れ取り束(つか)ね上げても巻きみ」〈万・三七九一〉
まくし‐あ・げる【捲し上げる】
[動ガ下一][文]まくしあ・ぐ[ガ下二]上の方へ引き上げる。まくり上げる。「袖を—・げる」
まくし‐か・ける【捲し掛ける】
[動カ下一][文]まくしか・く[カ下二]「捲し立てる」に同じ。「さあ何とで御座んすと袂を捉らえて—・くる勢い」〈一葉・たけくらべ〉
マクシコード【MaxiCode】
二次元コードの規格の一。1987年、米国UPS社が開発。三重の同心円を中心に六角形の点が配置される。読み取り速度が速く、読み取り方向の自由度が高い。主に物流業の分野で利用される。
まく‐した【幕下】
相撲で、力士の地位の一。十両の次位、三段目の上位。昔は幕内に入らない者を総称したが、現在は、番付の二段目に名を書かれる力士のうち十両を除く者。