せき【戚】
[常用漢字] [音]セキ(漢) 1 身内。「姻戚・縁戚・外戚・親戚・内戚」 2 うれえる。悲しむ。「休戚・憂戚」 3 まさかり。手おの。「干戚」 [名のり]いた・ちか
せき‐よう【戚揚】
《「戚」は斧(おの)、「揚」はまさかりの意》斧とまさかり。斧鉞(ふえつ)。転じて、武器。「其の道十八里が間、干戈—相挟み」〈太平記・一一〉
ちょうはん‐ずきん【長範頭巾】
《能の「熊坂(くまさか)」で熊坂長範が用いる頭巾に似ているところから》目の部分以外は全部覆うように作った錣(しころ)付きの丸頭巾。享保・元文(1716〜1741)ごろ流行。熊坂頭巾。
月(つき)に磨(みが)・く
月光を浴びて、景色がいっそう美しく見える。「雪降れば峰の真榊(まさかき)うづもれて—・けるあまのかぐ山」〈新古今・冬〉
つやま【津山】
岡山県北東部の市。津山盆地の商業・文化の中心。古代、美作(みまさか)国府が置かれ、近世は松平氏の城下町。津山城・院庄(いんのしょう)館などの史跡がある。人口10.7万(2010)。
とさ‐ぶし【土佐節】
1 土佐で作られる鰹節(かつおぶし)。 2 古浄瑠璃の一派。土佐少掾(とさのしょうじょう)橘正勝(たちばなのまさかつ)が語りはじめたもの。延宝〜宝永(1673〜1711)のころ、江戸で流行。
とやま【外山】
姓氏の一。 [補説]「外山」姓の人物外山亀太郎(とやまかめたろう)外山滋比古(とやましげひこ)外山正一(とやままさかず)
とりで【取手】
茨城県南部、利根川の北岸にある市。近世は水戸街道の宿場町。名は平将門(たいらのまさかど)が築いた「とりで」からといわれる。人口11.0万(2010)。
なかい【中井】
姓氏の一。 [補説]「中井」姓の人物中井甃庵(なかいしゅうあん)中井竹山(なかいちくざん)中井英夫(なかいひでお)中井正一(なかいまさかず)中井履軒(なかいりけん)
なかやま‐じんじゃ【中山神社】
岡山県津山市にある神社。主祭神は鏡作神。慶雲3年(706)の創建と伝える。美作(みまさか)国一の宮。仲山(ちゅうさん)大明神。南宮。