あずま【東/吾妻/吾嬬】
1 東の方。東方。 2 「東琴(あずまごと)」の略。 3 「東下駄(あずまげた)」の略。 4 上代、都から東方の諸国の総称。東国。「いにしへは相模(さがむ)国足柄の岳坂(やまさか)より東の諸(も...
あまのおしほみみ‐の‐みこと【天忍穂耳尊】
日本神話で、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の父。天照大神(あまてらすおおみかみ)と素戔嗚尊(すさのおのみこと)が誓約(うけい)をしたときに生まれた神。正哉吾勝勝速日(まさかあかつかちはやひ)天忍穂耳尊。
あら‐どうぐ【荒道具】
1 雑用品。荒物。 2 鉈(なた)・手斧(ちょうな)・鉞(まさかり)など、やや大型の刃物。
今(いま)のまさか
《「まさか」は現実・現在の意》さしあたった現在。今この時。ただ今。「さ百合花(ゆりばな)後(ゆり)も逢はむと思へこそ—もうるはしみすれ」〈万・四〇八八〉
うとうやすかたちゅうぎでん【善知鳥安方忠義伝】
読本。3編15巻。初編山東京伝、2・3編松亭金水著。文化3年(1806)初編、嘉永2年(1849)2編、万延元年(1860)3編刊行。平将門(たいらのまさかど)没後の後日物語。
ああ
〔あのように〕ああ高くつくとは思わなかったI didn't think it would cost that [so] much.ああは言っても根はやさしい人だ「Though he speaks...
足下
I1〔足の周辺〕懐中電灯が足下の水溜りを照らし出したThe flashlight picked up a puddle at my feet.足下の地面が揺れたThe earth shook u...
あしもとからとりがたつ【足下から鳥が立つ】
1〔急に思い立ってする〕足下から鳥が飛び立つように彼は荷物をまとめて出て行ったQuite abruptly he packed up (his things) and left.2〔身近に意外な...
考える
1〔思考する〕think ((of, about; that))眠くて考える力もなくなっていたI was too sleepy to think.まあ考えておきましょうI'll think ab...
正気
1〔健全な精神状態〕sanity正気の sane正気であるbe in one's right mind正気でないbe out of one's senses [mind]/be insane [...
まさか
[共通する意味] ★ある事態の生じる可能性を強く否定したり、実現することが意外だと思う気持ちを表わす。[英] never[使い方]〔まさか〕(副)▽まさか彼がそんなことをするとは思わなかった▽ま...
よもや
[共通する意味] ★ある事態の生じる可能性を強く否定したり、実現することが意外だと思う気持ちを表わす。[英] never[使い方]〔まさか〕(副)▽まさか彼がそんなことをするとは思わなかった▽ま...
ぐうぜん【偶然】
[共通する意味] ★意図していなかったのに、そうなったこと。思いがけずに起こった事柄について、その起こり方をいう。[英] by chance[使い方]〔偶然〕(名・形動)▽彼との出会いは、ほんの...
たまたま
[共通する意味] ★意図していなかったのに、そうなったこと。思いがけずに起こった事柄について、その起こり方をいう。[英] by chance[使い方]〔偶然〕(名・形動)▽彼との出会いは、ほんの...
あかまつ‐みつすけ【赤松満祐】
[1381〜1441]室町中期の武将。則村の曽孫。播磨(はりま)・備前・美作(みまさか)の守護。嘉吉(かきつ)の乱で将軍足利義教(あしかがよしのり)を殺して領国播磨に帰り追討軍に攻められて自害。
あかまつ‐よしのり【赤松義則】
[1358〜1427]南北朝・室町初期の武将。則祐の子。明徳の乱で山名氏追討に戦功をあげ、旧領美作(みまさか)を回復、播磨・備前と合わせて三国の守護職を兼ねた。また、侍所の所司となって四職(しし...
いのうえ‐てつじろう【井上哲次郎】
[1856〜1944]哲学者。福岡の生まれ。東大教授。ドイツ観念論哲学を紹介し、日本の観念論哲学を確立。また、外山正一(とやままさかず)・矢田部良吉と「新体詩抄」を刊行し、新体詩運動を興した。著...
かんざき‐よごろう【神崎与五郎】
[1666〜1703]赤穂義士(あこうぎし)の一人。美作(みまさか)の人。名は則休(のりやす)。下級武士ながら和歌・俳句をよくした。
さっさ‐せいせつ【佐々醒雪】
[1872〜1917]国文学者・俳人。京都の生まれ。本名、政一(まさかず)。近世俳諧・歌謡の研究者。また、俳句結社「筑波会」同人として作句。著「連俳小史」「俗曲評釈」「修辞法講話」など。