みそか【密か】
[形動ナリ]人に知られないようにこっそりするさま。ひそか。「人にも知らさせ給はで、—に花山寺におはしまして」〈大鏡・花山院〉
み‐だし【見出し】
1 新聞・雑誌などで、記事内容が一見してわかるように、文章の前に示す簡単な言葉。標題。タイトル。 2 書籍・帳簿などの目次・索引。 3 「見出し語」の略。「親—」「子—」 4 多くの中からすぐれ...
み‐の‐かわ【身の皮】
1 皮膚。「その—悉(ことごと)に風に吹きさかえき」〈記・上〉 2 身につける衣服。「あるほどの—を日算用すまして」〈浮・一代女・五〉
めぐりみず‐の‐とよのあかり【曲り水の豊明】
「曲水(きょくすい)の宴(えん)」に同じ。「後苑(みその)にいでまして、—きこしめす」〈顕宗紀〉
めざまし‐ぐさ【目覚まし草】
1 目を覚まさせるもの。「暁(あかとき)の—とこれをだに見つついまして我を偲(しの)はせ」〈万・三〇六一〉 2 タバコのこと。「一服ついでくゆらする—は」〈浄・五枚羽子板〉 3 茶の異称。「我が...
メール‐スプーフィング【mail spoofing】
他人になりすまして電子メールを送信すること。第三者や架空の人物の名前やメールアドレスを記載し、送信元を偽装する。→成り済まし2
もの‐どお・し【物遠し】
[形ク] 1 遠い。遠く離れている。「かやうの人も、おのづから—・からで、ほの見奉る」〈源・須磨〉 2 よそよそしい。「いと静かに、—・きさましておはするに」〈源・紅葉賀〉
もや‐つき
1 気分がすぐれずむかむかすること。むかつき。「腹に—ができまして」〈浮・織留・四〉 2 物事がごたごたすること。ごたつき。「吾妻が客を斬ったと町の—」〈浄・淀鯉〉
や‐ぜん【夜前】
前日の夜。昨夜。ゆうべ。「—、稀有な事がございましてな」〈芥川・芋粥〉
やまのかみがみ【山の神々】
《原題The Gods of the Mountain》ダンセイニによる戯曲。1911年初演。7人の乞食が山にまつられた神々になりすまして施しを得ようとすることから始まる物語。