ま‐じり【眦/目尻】
1 めじり。まなじり。「いと腹悪(あ)しげに、—ひき上げたり」〈源・行幸〉 2 目つき。「ゆるされぬ御心ばへあるさまに、御—を見奉り侍りて」〈源・柏木〉
まじり【混じり/交じり/雑じり】
1 まじること。また、まじったもの。「漢字仮名—の文」「白髪(しらが)—の頭」 2 「おまじり」に同じ。
まじり‐け【混じり気/雑じり気】
種類や質の違ったものがまじっていること。「—のない天然の結晶」
まじり‐げ【混じり毛/雑じり毛】
さまざまの色の毛のまじること。また、その毛。
まじり‐だね【混じり種/雑じり種】
異種の種のまじっていること。また、そうして生じたもの。雑種。
まじり‐まじり
[副] 1 「まじまじ1」に同じ。「—(と)見入る」 2 「まじまじ3」に同じ。「潮合を失い、—思慮の無い顔をして」〈二葉亭・浮雲〉 3 「まじまじ2」に同じ。「馬屋の隅に…寝させて置きましたれ...
まじり‐みせ【交じり見世】
《揚げ代一分(ぶ)以上の遊女のほかに、二朱の遊女をも置いたところから》江戸時代の新吉原で、大籬(おおまがき)につぐ格式の店。店の構えは小さい。はんまがき。
まじり‐もの【混じり物/雑じり物】
まじっているもの。まざりもの。「—のない純米酒」