まち‐え【町絵】
町絵師によって描かれた絵。
まち‐えし【町絵師】
近世、幕府・諸大名などに召し抱えられていた御用絵師に対して、町にあって絵をかくことを職業とした絵師。
マチエール【(フランス)matière】
1 材料。素材。材質。 2 美術で、絵画の絵肌、彫刻の質感など、作品における材質的効果。また、表現されたもの固有の材質感。
まち‐おくり【町送り】
江戸時代、行路病者などを、町内の自身番や宿(しゅく)役人などが世話して、順に隣の町や宿へ送り届けること。宿送り。ちょうおくり。
まち‐おこし【町興し】
「地域興し」に同じ。
まち‐がいしょ【町会所】
《「まちかいしょ」とも》 1 江戸時代、町内の用務のために町役人などが寄り合った所。 2 江戸時代、七分積み金の事務を取り扱うため、江戸浅草向柳原(むこうやなぎはら)に設けられた会所。
まち‐か・く【待ち懸く】
[動カ下二]待ち受ける。待ち構える。「軍の寄り来べき道々に、おのおの四、五騎ばかり楯(たて)を突きて—・けさす」〈今昔・二五・五〉
まち‐かご【町駕籠】
「辻駕籠(つじかご)」に同じ。
まち‐かた【町方】
町のほう。村方・地方(じかた)などに対して、町の人や家をいう。
まち‐がて‐に【待ちがてに】
[連語]《「まちかてに」とも》待ちきれずに。→かてに「馬並めて行かまし里を—我がせし春を」〈万・九四八〉