まつばら‐どおり【松原通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。平安京の五条大路にあたり、通りの東突き当たりは清水寺。全長約5.2キロ。
まつば‐らん【松葉蘭】
マツバラン科の常緑多年生のシダ。暖地の樹上・岩上などに着生。高さ10〜30センチ。茎は三角柱で、上部で枝分かれを繰り返し、ほうき状になる。葉は鱗片(りんぺん)状。枝の上に球形の胞子嚢(ほうしのう...
まつ‐び【末尾】
ものの最後。終わり。「文章の—」
まつ‐ふぐり【松陰嚢/松毬】
まつかさ。まつぼっくり。《季 秋》
まつ‐ぶさ【松房】
マツブサ科の落葉性の蔓(つる)植物。葉は広楕円形。ふつう雌雄異株。6月ごろ、淡黄色の小花が下向きに咲き、藍黒色の丸い実が房状にできる。つるを傷つけると松の匂いがする。
ま‐つぶさ【真具】
[形動ナリ]整いそろっているさま。十分なさま。「ぬばたまの黒き御衣(みけし)を—に取り装(よそ)ひ」〈記・上・歌謡〉
まつ‐ぶん【末文】
1 文章の終わりの部分。 2 手紙文の終わりに書く形式的な文章。「まずはお願いまで」「右取り急ぎ御礼まで」などの類。
まつ・べる【纏べる/集べる】
[動バ下一][文]まつ・ぶ[バ下二]一つにまとめる。一つところに集める。「沓(くつ)見—・べて腰につけ」〈浄・丹波与作〉
まつ‐ほど【松塊】
ツガサルノコシカケ科のブクリョウの古名。〈和名抄〉
まつほ‐の‐うら【松帆の浦】
淡路島北端の松帆崎の海岸。明石海峡に臨む景勝地。まつおのうら。[歌枕]「来ぬ人を—の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ」〈新勅撰・恋三〉