ち‐じつ【遅日】
《日あしがのびて、暮れるのが遅いところから》春の日。《季 春》「この庭の—の石のいつまでも/虚子」
しよう‐もよう【仕様模様】
《「模様」は強意のためつけられた語》方法。手段。「人手を頼むまでもなく、—も有るべき事」〈浄・先代萩〉
しょうじょう‐るてん【生生流転】
万物が限りなく生まれ変わり死に変わって、いつまでも変化しつづけること。せいせいるてん。 [補説]書名別項。→生々流転
じょう‐どう【常同】
1 物事が常に同じ状態で変わらないこと。 2 精神病理学で、同じ行為や言葉を不自然に繰り返したり、同じ姿勢をいつまでもとり続けること。→常同症
じょう‐きゅう【常久】
いつまでも変わらずに続くこと。恒久(こうきゅう)。「造化は—不変なれども…人間の心は千々に異なるなり」〈透谷・内部生命論〉
しら‐ばけ【白化け】
[名・形動]《近世語》 1 わざとありのままに言うこと。また、そのさま。「只—に放下師までも品玉とる種の行所をさきへ見せ」〈浮・織留・一〉 2 そらぞらしく化けること。そらとぼけること。また、そ...
じゅんかん‐しょうすう【循環小数】
小数点以下がどこまでも続く無限小数のうちで、ある位以下が同じ数字の列で繰り返されるもの。例えば0.2315315315…。これは0.21で表す。
じょう‐かん【情感】
1 物事に接したときに心にわき起こる感情。また、人の心に訴えるような、しみじみした感じ。「—あふれる詩」「—をこめて歌う」 2 「感情」に同じ。「人心の正邪清濁、喜怒哀楽の—に至るまでも」〈福沢...
じょ‐せつ【絮説】
[名](スル)くどくどと説明すること。縷説(るせつ)。「今さら—するまでもない」
し・れる【知れる】
[動ラ下一][文]し・る[ラ下二] 1 他の人の知るところとなる。知られる。「名の—・れた人」「親に—・れては困る」 2 知ることができる。自然にわかる。判明する。「気心の—・れた人」「行方が—...